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僕たちハゲがクールになろうと努力しなければクールになんてなれない---なぜ世界でいま、「ハゲ」がクールなのか

なぜ世界でいま、「ハゲ」がクールなのか (講談社+α新書)

なぜ世界でいま、「ハゲ」がクールなのか (講談社+α新書)

どんな本?

ハゲは魅力的ではないのか? そんなことはない! という趣旨です。
見返しに、著者の写真が載っていますが、きれいな女性です。こういった方に、このような本を書かれると、ハゲの一人としては勇気が出てきます。

「ハゲ」に代わる言葉がない

冒頭で著者が述べていますが、「ハゲ」に代わる適切な日本語がないという。

ハゲ、という言葉には、嘲笑や侮蔑が含まれています。そういったネガティブな要素を含まない、「ハゲ」に代わる言葉がない。

言葉がない、ということは、その概念自体がまだ無い。つまりは、ハゲは嘲笑の対象だということでしょう。これは今のところ、どうしようもないですね。

また、丸坊主の髪型を表す言葉にも、適切なものがないという。本書で知ったヘッドブレード社のウェブによれば、「スキンヘッド」という言葉には、別の意味があるそうで、差別的な扱いを受けかねず、「シェイブドヘッドと呼ぼう!」と提案しています。
Shaved Head | スキンヘッドの為のシェーバー | ヘッドブレードジャパン

このブログでも、「スキンヘッド」という言葉やタグを使っていたが、今後は改めようかな。

しかし、シェイブドヘッド、って言いにくいよね。普及しないだろうな……

本書ではこれに相当する言葉として、まだ過渡期ながらも「ボウズ」という表記がオシャレ感を含んでおり、いいのではないかとしています。

僕もこれから、「スキンヘッド」という言葉はできるだけ使わず、ボウズというようにしようかな。

海外でもハゲは虐げられている

著者は世界を舞台に活躍するジャーナリストのようで、前半は世界で活躍するハゲや、海外におけるハゲの研究事例などに言及しています。

僕は、海外ではハゲはそれほど嘲笑の対象ではないと思っていましたが、そうではないんですね。やはり皆、苦労しているようですが、それをはね返して活躍するハゲ達が紹介されています。

また、シェイブドヘッドが人に与える印象を調査した研究結果も興味深い。シェイブドヘッドのほうが、支配力や力強さが高いという印象を、他人に与えやすいとのことでした。

ハゲ市場はもうかる

国内のカツラ市場の規模は、1330億円とのこと。植毛や発毛、育毛といったヘアケア市場の31%ということです。

つまり、ヘアケア市場の合計は、1330億円のざっくり3倍、約4000億円。ハゲたちがそのお金を頭髪のためにつぎ込んでいる、ということになります。

ハゲ市場の怖さは、本書も触れているように、終わりがないこと。カツラは作って終わりではなく、作ってから課金システムがスタートするのです。

これは、僕もその入り口に立ったことがあって、本当にそのとおり。

僕は20代前半からハゲはじめて、某有名カツラメーカーが運営するハゲ治療を受けに行きました。結局、ハゲは治療なんでできなくて、結局そこはハゲはじめた男たちをカツラ購入に導くところでした。

僕もカツラ購入を勧められました。

一つ数十万円。毎日連続着用すると痛むから、2個買って交代に着用。数ヶ月ごとにメンテに出す。数年でダメになるから買い換え。

もともと、カツラだけはかぶりたくなかったんだけど、その課金システムを知って怖くなりました。年間、いくら払うことになるんだろう。いつまで、払い続ければいいんだろう。

僕はハゲ治療をやめてしまい、バリカンを買いに行き、短髪にしました。数年後、頭頂部がいよいよあやしくなってきたので、シェイブドヘッドにしてしまいました。

今では、ある程度は薄毛を解消できる薬や治療もありますが、やめたら効果も切れるので、金を払い続ける、ということに変わりはありません。

ハゲ隠しに投資するか、剃ってそれ以外に投資するか

本書では、そういった終わりのないハゲ隠しに投資せず、堂々と剃ってしまえば? と提案します。

僕も全く同感です。僕の場合は、頭を剃ってしまって、身体作りに投資しています。すると、食べものも変わり、健康になり、なぜか営業成績も上がり、ごくたまにですが筋トレ好きな女の子と仲良くなることもでき、まあまあ悪くない投資だったかと思っています。

ハゲはなぜ悩むのか。もしかして、異性の関心を惹けなくなる、と思ってはいませんか?

確かに、ダウンタウン浜田に「ハゲてるやん!」と突っ込まれるのと、食事に誘った女の子から「ハゲてるからダメ」と断られるのでは、後者のほうが一億倍もダメージが大きいです(実際にはそこまではっきりは言わず、遠回しに断るでしょうが)。

しかし、僕のわずかな経験からすると、「毛髪」の優先順位が低い女の子はたくさんいます。ハゲててもかまわないから、背が高い方がいい。ハゲててもいいけど太っていたらダメ。ハゲててもいいから雰囲気重視、とか。

「ハゲのほうがいい」という女性にはまだ会ったことがありませんが、「ハゲでもいい」という女性は普通にいます。

だから、薄毛に悩んでいるなら、いっそのこと剃ってしまって、ダイエットするなり、筋トレするなり、仕事頑張って金稼ぐなりして、別のところで勝負してみてはどうでしょうか。

そういったハゲはクールであり、クールなハゲが増えれば、ハゲが嘲笑の対象になることもなくなるでしょう。

それから、電機メーカーさんにはシェイブドヘッド用の電動シェーバーを作ってほしいです。
今、街を歩いていると、シェイブドヘッドの人は本当に増えました。彼らは、どうやって剃っているのか。剃る道具に、悩んではいないか。そこに、需要があるのではないか。

頭を剃りやすい電動シェーバーを作って、カッコいいボウズの俳優を使って宣伝をガンガン打てば、新しい市場を開拓できると思うんだけどな。

日本人のカッコいいボウズの俳優っていないから、まずはそこか……

読んでくれてありがとう!
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