読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

食事と筋トレを淡々と記録するよ

食事と筋トレを記録するだけのブログ

自分で自分を見張って自由になる! 「もう、怒らない」を読んで

読書メモ

なぜこの本を読んだか

気がつくと、いつも不平不満が頭の中に渦巻いています。
疲れるよね、こういうの。

だから、このタイトルに惹かれました。

内容のまとめ

欲望について

・満たしても虚しい
・満たされないと苦痛
・苦痛に鈍感だと……
・欲望に流される自分を観察する
・今やるべきことに没頭すれば雑念は消える

怒りについて

・怒りは反発のエネルギー
・不機嫌から怒りが始まる
・怒ると心が麻痺して嫌なことやストレスを一時的に忘れることができる
・だから「怒った方が得だ」という間違ったプログラムが私たちの中にある
・怒りは相手に伝染し増幅する
・怒るほど怒りのエネルギーは増えていく
・慈悲で自らの怒りを消す
・怒ってしまったら自らの怒りを客観視する
・欲望のエネルギーに怒りでフタをすると危険

迷いについて

・目前のことから逃げてしまう
・逃げるごとに逃げ癖がつき、決断力が低下し、集中力の無い人格となる
・迷いを断つには、今この瞬間に意識を釘付けにするトレーニングをする
・スポーツでも仕事でも雑念無き「今この瞬間」に能力は最大限となる

欲、怒り、迷いを減らす

・自己ルールを自分に課す
・十善戒
・自らの心を見張る
・見張っても見えない闇の部分=潜在意識
・潜在意識には大量の欲や怒りが蠢いている
・潜在意識を自覚のセンサーで探検し闇を照らし出せば自由になれる
・日常の中で「空」味わう
・心と体に意識のセンサーを
・慈悲喜捨で自分を守る

読んでみて

この著者の本は好きで、既に何冊か読んでいます。

どの本にも共通するのが、自分で自分を見張る、ということ。この本でも、見張り塔、戒、センサー等のキーワードで、自分で自分を見張ることの意味を説いていきます。

なぜ見張る必要があるのか。私たちは、「怒れば得をする」という間違ったプログラムを持っており、これを乗り越えることで、自由を手に入れることができるからです。

心は勝手に暴走するので、今自分が何をしているのか、見張ることで暴走を防ぐのです。

自分で自分を見張る。これはもう、最高のルールであり、最強の戒めです。誰だって、自分に嘘をつけないのですから。

なんだか、とても堅苦しい生き方のようですが、実はそれが自由で苦痛のない生き方だということです。

この前読んだ「嫌われる勇気」と共通する部分もあると感じました。過去も未来もなく「今ここ」を生きる、というのは、「空」と同一でしょう。

プリンへの執着を断つために全世界や全宇宙のことを念じる、という例がありますが、こういった訓練は、共同体感覚を養うことにもつながるかもしれません。

「嫌われる勇気」では、過去のトラウマなどはなく、いつでも自分は変われる、と説くのですが、そうはいっても、やはり簡単に変わることはできません。

「もう、怒らない」では、仏道の観点から、潜在意識、つまり自覚できないところに大量の欲や怒りが蓄積している、とします。それらは、あるいはトラウマでもあるわけですが、自覚のセンサーで照らし出すことで、減らしていくことはできるわけです。

また、先ほどの「空」によって幸福感を得れば、善業を積むこともできます。

自分を変える、とはいっても、今この瞬間に全く別人になることはできないわけです。しかし、私たちの未来は、トラウマや過去の悪業によって決定されているわけではありません。

自分で自分を見張り、今この瞬間に全力を尽くし、善業を積み重ねれば、自分は変わっていく。

そう信じて、ひとまず食事中は食事にのみ、専念することにしました。「空」の実践ですよ。ネットもスマホも禁止。しかし、食事のみに集中することがこんなに難しいとは……

もう、怒らない (幻冬舎文庫)

もう、怒らない (幻冬舎文庫)

もう、怒らない (幻冬舎文庫)

もう、怒らない (幻冬舎文庫)