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食事と筋トレを淡々と記録するよ

食事と筋トレを記録するだけのブログ

腸! いい話 病気にならない腸の鍛え方

腸!いい話――病気にならない腸の鍛え方 (朝日新書)

腸!いい話――病気にならない腸の鍛え方 (朝日新書)

はじめに

思わず脱力してしまうタイトルだけど、確かに腸! いい話だった。
食べ物が消化されて排泄されるまでの基本的な知識に始まり、アンチエイジングとはミトコンドリアの活性化であること、生活習慣病が内臓脂肪の蓄積を原因とすること、インスリンと糖尿病の関係、腸の鍛え方、など腸重要な知識を得ることができた。

僕は、この本を、筋トレの基礎知識を得るために読んでみた。
筋トレのためのサプリメントをネットで眺めていると、なんのためのものかさっぱりわかならない。たとえば、Noなんて、なんだか重要そうなんだけど、どういう効果があるのだろうか。
いや、ほんというと、プロテインだって、アミノ酸だって、なんとなくしか、その効果を理解していないのだ。
食った肉がどのように巡り巡って、筋肉となるんだろう。これは、ひょっとしたら株価とか日銀の政策以上に、重要な問題なのだ。

この本の趣旨からすると邪道な読み方かもしれないが、そういう思いでこの本を手に取った。というかKindleの購入をボタンをタップした。

食べてから排泄するまで

胃に入った食べ物は、消化酵素により分解される。
滞留は数時間。炭水化物、タンパク質、脂肪の順に、十二指腸に送られる。
脂っこい食べ物が、胃にもたれるのはこのため。
(なるほど!)

胃の出口、幽門に食べ物が到達すると、ガストリンが分泌され、胃酸の分泌、胃の蠕動運動を促進させる。

十二指腸に食物が入ると、セクレチンが分泌され、胃がおとなしくなる。
胆汁、また脾臓が分泌する消化酵素と、食べ物を混ぜ合わせ、小腸へ。

大腸には、腸内細菌が住んでいる。宿主である僕たちと、共生関係にある。ここでは食物から電解質を吸収し、結腸で排泄のときまで待機させる。
口から結腸までは12~15時間。口から排泄までは24~72時間とのことなので、結腸での待機時間は12~57時間ということになる。
(僕はどうも食べてから出るまでが早すぎる気がする。常に下痢気味なのよね。原因はなんなのだろうか)

ミトコンドリア

真核生物が持つミトコンドリア。糖や脂肪からATP(燃料)を作るすごいヤツ。運動で増える! アンチエイジングとはつまるところ、ミトコンドリアを活性化させること。
いっぽう、燃料を作るときに酸素を消費する。このとき、活性酸素を生じる。こいつが老化やがんのもと。
しかし、ある程度の量なら、抵抗力がつく。ホルメシス効果という。
(身体を鍛えることはミトコンドリアを増やす。さらに、それによって多少の活性酸素を生じても抵抗力が増す、ということか)

糖尿病について

とりあえず、糖尿病は今のところ無縁なので、この辺は読み飛ばした。

腸を鍛える

リズム

快便になるよう、食事のタイミングを試す。
いいリズムを見つけたらそれを習慣にする。
食事に合わせて仕事するぐらいのつもりで。

腸のささやきをきく

空腹になると、グレリンが分泌され、脳が空腹を感じる。さらに、ミトコンドリアを増やし、成長ホルモンも増やす。
空腹→食事、という規則的な営みが大事だ。
空腹を恐れるな。ダラダラ食べるな。決めた時間以外は食べるな。
(これができればダイエットは成ったようなものだが、いつでも食べ物が手に入る現代日本では、とても難しい)

糖とインスリンが寿命を縮める

インスリンは血糖を下げる。食物が豊富だと、エネルギーを脂肪に変えようとする。
インスリン感受性。これが高いと、少量のインスリンで血糖を低く抑えることができる。
長寿の人は、インスリン感受性が高い。
(これは筋トレ関係の本で読んだことがあるな。重要なことだった気がするのでメモしておこう)

腸と筋肉を鍛えてアンチエイジングを

ダイエットで腸を鍛える。運動で筋肉を鍛える。
ミトコンドリアがATPを作るには、酸素、つまりヘモグロビンを含んだ赤血球、ひらたくいえば血がいる。
運動により、心臓からはナトリウム利尿ペプチドが分泌。血管は血流が増すことで、内皮から一酸化窒素(No)を分泌する。これらは、ミトコンドリアを増やす。
(ここでNoが出てきたか! こういう効果があるんだね)

サーチュインが長寿を引き起こす

摂取カロリーを標準から20~30%減らす。これによりサーチュインという物質が、ミトコンドリアを活性化し、長寿の可能性を高める。太く、長く生きられる。
(やはりサーチュインも出てきたか。ここで重要なのは、現在の摂取カロリーではなく、標準の摂取カロリーから20~30%減らすとういことだ。あたりまえといえばあたりまえだが。僕だと、たぶん1700kcal程度になりそう。毎日これだと死ぬな)

所感

筋肉がどのように付くのか。サプリメントの説明を理解したい。といった知識を得たく、この本を読んだ。目的はある程度達することができたし、それ以上の成果があった。

腸と身体を鍛える。アンチエイジング。ミトコンドリアを活性化させる。サーチュインを発動させる。

これらすべて、空腹が引き金なのだ。

空腹がとても怖い。
本書でも指摘しているように、僕も昔は空腹を感じる前に食べていた。飢餓と戦ってきた祖先の恐怖が、遺伝情報にすり込まれているのか。

なんとなく健康にいいだろう、ウエスト絞った方がかっこよくてもてるはずだ。そんなあいまいな理由からダイエットをはじめ、最近ではずいぶんと空腹になれてきた。

しかし、空腹にこれほど効能があったとは、驚きだ。
今後もいっそう、空腹であることに慣れ、一日の摂取カロリーを2000kcal程度に抑えることを、まずは目標としよう。

がんばれ、おれのミトコンドリア!